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春日野墓地協会会員の皆様のお便りをご紹介いたします。

「思い出」
 

昭和25年頃、兄、姉、私の3人でお盆の時分に墓参りに行き、生い繁った雑草の中、墓を発見できず家に戻り、親に叱られた経験があります。 最近の美しい素敵な墓地には感謝しています。


「故人の思い出」
 

春日野墓地は山の手にあるので、晴れた日にはポートアイランドの向こうの海のきらめきが見える。父は軍属としてレイテ沖で戦死したため、墓地に遺骨はない。瀬戸内の海も海峡をわたると太平洋に続いている。父はきっと、きらめく神戸の海に帰っていると思いながら海を眺めている。


夫人がやさしく抱いてキスをしてくれた」

 

神戸市の都市計画で、春日野墓地が鵯越に移転する話が出ましたが、初代中西会長をはじめ役員の方々の努力で中止になりました。以前は樹木が多く茂り、薄暗い感じがする場所もありましたが現在は伐採され、神戸港を一望できる眺めのよい墓地となりました。神戸港には第二次大戦直前、日米通商条約破棄に伴い、最後の客船で帰る米人夫妻を見送りに行った時、夫人がやさしく抱いてキスをしてくれたことが思い出されます。阪神大震災のとき、春日野墓地で倒壊した墓石もあったが、地盤の強さには驚きました。今後も美しい墓地が永く続きますことを念じています。


「父母と詣で、今、孫と」

 

昭和三十年代は、阪神春日野道で下車、坂を上って墓参した。春秋の彼岸、盆の折は、汗びっしょり。アイスキャンデーを買ってもらうのが楽しみであった。墓地で蝉やバッタを追ったこと、母の真白なブラウスがまぶしかったことなど懐かしい。虫除けのスプレーのない当時、蚊の襲撃にはお手上げであった。平成に入り、孫が生まれ孫と共に墓参、車中でご先祖のことを話す。墓地は樹木が取り払われ、日陰もなく蚊も居ない。すっきりしているが、墓地のイメージではない。孫から、「おじいちゃん、おばあちゃん、いつなくなるの」と言われ唖然としている。


「ご先祖様がこの地に建立されたことを誇りに思います」

 

以前は大木が多く繁り、陰気に感じられたものでした。その大木を目標にしてお墓参りに来たものです。現在は、協会の方々により墓地も美しくきれいに整理され見通しもよく明るく、高台から眺める神戸、灘浜の海も一望でき、すばらしい風景のもとに、360年余の歴史ある春日野墓地にご先祖様が建立されたことを誇り、感謝し、ご先祖様や多くの精霊、眠る方々のご冥福をお祈りいたします。


春日野墓地協会 〒651-0052 神戸市中央区中島通5丁目1-1 TEL:078-241-3001 FAX:078-241-3262